麻原彰晃と弟子の合計7人が死刑になって、改めてオウム事件を振り返ってみたけど、やっぱり宗教って怖いわ。
そもそもなぜ麻原なんていう胡散臭いやつを神格化したのかは最後まで分からんかったけど、簡単にまとめると
・オウム真理教で修行を積めば超能力を芽生えさせることができると説く。(信者増える)
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・信者の全財産を教団に寄与させ、家族と完全に縁を切らせる。
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・「悪業を積む者」は浄化(殺害)してあげた方が魂を正しく導けると説く。
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・脱会の意思を示した者は殺害される(少なくとも30名)。
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・麻原が「ハルマゲドン(世界最終戦争)」の到来を説き、「救済」の名の下、日本国を支配する「王」になることを夢想。
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・選挙に出て惨敗。正攻法を諦める。
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・化学兵器サリン70トンを東京にまいて首都を壊滅させる無差別大量殺戮を計画する。日本理想郷(シャンバラ)化計画。
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・オウム被害者の会(出家した子供を取り戻そうとした親達が結成)の弁護士であった坂本弁護士一家3人を殺害(ポア)。
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・猛毒のボツリヌス菌や神経ガスのサリン、VXといった生物・化学兵器を開発。
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・教団をめぐる訴訟を担当していた長野地裁松本支部を狙い、サリンの殺傷能力のテストを兼ね、裁判所官舎近くの駐車場でサリンを撒布。周辺の住民8人が死亡、約600人の重軽症者を出す。(松本サリン事件)
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・目黒公証役場事務長の仮谷さんを拉致殺害(麻酔薬大量投与)し焼却。(オウムから逃げた仮谷さんの妹の居場所を聞き出そうとした結果の殺害)
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・疑いの目をかけられ、強制捜査の噂を耳にした教団は、捜査のかく乱の為に通勤ラッシュ時の地下鉄でサリンを撒布。13人が死亡、約6,000人が重軽症を負いう戦後最大のテロ事件を起こす。(地下鉄サリン事件)
まだ他にもたくさんあるけど、大きな事件でいうとこんな感じ。恐ろしいのが、あの地下鉄サリン事件ですら、教団からすれば全く本番ではなかったということ。実際にオウム真理教はヘリコプターもサリンの大量製造工場(第7サティアン)も所持していて、警察の捜査が遅れていれば、東京上空からのサリン撒布が実現していた可能性が高い。あまり知られてないけど、オウムはサリン以外に旧ソ連製の自動小銃「AK47」をモデルにした自動小銃を1,000丁密造する計画を立てていて、実際に何丁かは完成していたらしい。怖い。
何か長々とWikipediaに載ってるようなことを書いてしまったな。
麻原の骨は海に散骨される可能性が高いっぽいけど、散骨ってどうなんやろうな。
死後の世界とかはよく分からんけど、散骨されたことで魂もバラバラになって形を保てない状態になったりせんのやろうか?骨壺の中で一生閉じこもるスタイルの方がしっかりとした幽霊ライフを送れるとかないんかね?でもそんなこと言って骨壺に閉じこもるスタイルにして、幽霊になった時にどこにも浮遊できんとかいうリスク抱えたら最悪やしなー。やっぱり半分骨壺で半分散骨が勝ち組なんやろうか?でも幽霊になった時に半分幽霊みたいになったら後悔するしなー。しっかり全身ある状態で女湯とかに飛んで行きたいよねー。迷うわー。