この看板は川端商店街の中のとある店の前に置かれている。
俺はわざわざクソ暑いなかこの写メを撮るためだけに会社から抜けてきた。
というのも、朝この看板を見たときから頭にきて、どうにも我慢ができんかった。
山に関わる人間って何なん?山岳ガイドか山岳救助隊か山小屋関係者以外にそんな人間おらんやろ。
え?山笠のこと?山笠のこと山って言いよん?は?
驕り高ぶるな!!!ふんどしども!!
この看板は川端商店街の中のとある店の前に置かれている。
俺はわざわざクソ暑いなかこの写メを撮るためだけに会社から抜けてきた。
というのも、朝この看板を見たときから頭にきて、どうにも我慢ができんかった。
山に関わる人間って何なん?山岳ガイドか山岳救助隊か山小屋関係者以外にそんな人間おらんやろ。
え?山笠のこと?山笠のこと山って言いよん?は?
驕り高ぶるな!!!ふんどしども!!
山笠に興味がない。全くない。
会社の通勤途中の道に6台?くらいの飾り山笠っていう、人形を山てこに飾った意味不明のオブジェが置いてあるけど、邪魔で仕方ない。
福岡に出てきて、かれこれ10年になるけど、一度も写メを撮ったことがない。
この先も撮ることはない。
それが俺の山笠。
かまいたち(鎌鼬)は三匹で一組の妖怪らしい。一匹目が人を転ばして、二匹目が鎌で斬りつけて、三匹目が薬を塗って去っていくらしい。傷口からは血も出ないという何が目的かよく分からん妖怪。
しかし、二匹目のやつがとにかく悪い。
三匹目はすごく愛しい。
一匹目はいてもいなくてもいい。
俺がかまいたちなら多分一匹目。
いなくてもいいくせに
「今日の俺の転ばしっぷり見た?あれ鎌入れやすかったろ?」
とか言う。
二匹目が気を使って
「やっぱ転ばし方変えた?全然鎌の入りが違ったもん。」
とか言ってくれる。
三匹目は、一匹目と二匹目の友情を壊してはいけないと思いつつも一匹目は邪魔だと思っている。
二匹目と三匹目はかれこれ付き合って半年になるけれど、一匹目には打ち明けられずにいる。
トリオではなく、二匹目とコンビでかまいたちをやりたい三匹目。
このまま三匹の友情が続けばいいと思う二匹目。恋と友情の間で揺れ動く自分。鎌担当してます。
本当はとっくに二人の仲に気付いてる一匹目。実はずっと三匹目のことを好きでいた一匹目。俺がこのトリオから抜ければ全てうまくいく。分かっていても抜けられない。今日も二人の仲に気付かないふり。
どうか一匹目が国民的美女いたちに告られますように。
2記事続けて俺がハッピーハッピー教の教祖だと書いてみて、ふと(本当にそんな宗教ないよな?)と思ってググってみたところ
Friend Country-MOTHER2-ハッピーハッピ教団-
ありました。
しかも10年以上前に俺がやり込んでいたゲーム「MOTHER2」に登場していたようです。完全にオリジナルの適当な名前を付けたつもりでいましたが、記憶の片隅に眠っていたのかもしれません。お恥ずかしい限りです。
ハッピーハッピー教団は世界を青く染めることを目的とした教団でした。
ハッピーハッピー教とは、世界を青く染めて
みなの幸せを願い、青を正当化する教団でございます。
教祖はカーペインター様でございます。
ベッドのシーツも・・牛も・・家も・・・
みんなみんな青くなれ・・・ブルーブルー。
これがハッピーハッピー教の教えのようです。
以下が教団概要です。
教祖:カーペインター様
偶像:マニマニ像
信者:200人超
本部:ハッピーハッピー村
つまりハッピーハッピー教の教祖は俺ではなくカーペインター様だったということです。
信者の皆さん、申し訳ない。
今日から我が教団の名前は「アポカリプスの夜」とする。
60兆個ある人間の細胞は常に細胞分裂を繰り返している。古い細胞は死んでいき、コピーされた細胞が新たに生まれ続けている。このうち、たった一つの細胞がコピーミスをしてしまうことが原因で、がん細胞が生まれてしまう。
がん細胞は死ぬことがなく、脳からの命令を無視して増殖を続けていく。やがて、正常な細胞もがん細胞の影響を受け、コピーミスを多発するようになり、全身にがん細胞が増えていく。そして、最終的には全ての臓器を動かなくしてしまう。
たった一人の反乱が60兆人を殺すという、人間に置き換えると、B級クーデター映画並のストーリーになるけど、未だに人類はがんに勝てない。
がんを完全に治療する方法は未だに見つかっておらず、切除や進行を遅らせる薬の投与しかできることがない現状。未来人によると2050年頃に90%の確率でがんを治せる治療法が確立されるらしいけれど、食料問題もあり、公にはされないとのこと。
そんな人類の敵「がん細胞」には、権力者どもの長年の夢である「不老不死」を叶える可能性が秘められている。
健康な細胞というのは日々分裂を繰り返しながら、新しいコピーが作られる度に少しずつ劣化をしている。どうしても100%の状態で細胞をコピーすることは難しく、年月が経つにつれ、細胞は劣悪化していく。
分かりやすくいえば「老い」は細胞の劣化が原因で起きる現象。
つまり、老いたくなければ元と100%同じ状態で細胞をコピーするしかないということ。
健康な細胞ではそんなことは不可能だけど、唯一細胞の劣化をせずに元の状態で増殖できる細胞が、実は「がん細胞」で、100%分裂前の細胞と同じものをコピーしていることが分かっている。
このがん細胞の細胞分裂のメカニズムを健康な細胞に流用することができれば、理論上は全く老いることのない人類を作れるということになる。
馬鹿とハサミは使いようみたいなことになるけど、どれだけ嫌われているものにも実は価値があったり、人から必要とされたりすることはあるということ。
自分には何もないと思い、落ち込むことがある人に伝えたい。自分に価値を見出してくれる人はきっといる。あなたは変われる。あなたは素晴らしい。
私はあなたの価値をきっと見つけることができる。
集え!我がハッピーハッピー教団へ!
我こそがこの腐敗した世界を変える救世主であり、神である。
信じる人間だけに全てを超越した世界を見せてやろう!
さあ、貴様ら。
救われよ!!
あと8分で日付が変わる。
明日会社に着ていく服がないのでコインランドリーに来ている。
暇だ。
携帯の充電もあと6%しかない。
疲れて頭が回らない。
コインランドリーの中に死ぬほどでかい虫がいる。放射能が原因で巨大化したとしか思えないでかさのカミキリ虫。怖い。
人は理解できないものに対して恐怖を感じるらしく、逆に言えば理解さえしてしまえば恐怖は克服できるということになる。
だから人は目に見えないものや、不確かな存在に無理やり理屈や理由を付けようとする。
例えば幽霊なんかは恐怖の象徴みたいなところあるけど、「全ては科学的に証明できる。あれはプラズマの一種だ。何も怖がることはない。人の脳がプラズマに自己の映像記憶を写して錯覚を起こす現象で、これは脳科学で証明されている。」とか言われるだけで、幽霊が不確かな存在ではなくなり恐怖はやわらぐ。理解するだけで「何だ、脳の錯覚か。なら大丈夫だ。」と思うようになる。
同じように不確かな恐怖として外せないものが「死」であり、人類最大の恐怖と言える。
これに対しても死と隣合わせであった日本の武士の言葉に「武士道とは、死ぬことと見つけたり」というものがある。
本来恐怖の対象でしかない「死」こそが、実は武士の道であると説くことで、死すら恐れぬ侍が存在していたという。
理解さえしてしまえば恐怖は恐怖ではなくなる。人は死すら超越した存在になれる。
そう、私のように。
集え!我がハッピーハッピー教団へ!
我こそがこの腐敗した世界を変える救世主であり、神である。
信じる人間だけに全てを超越した世界を見せてやろう!
さあ、貴様ら。
救われよ!!